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映画「娼年」は女性向けソフトポルノ!感想とネタバレ

この記事は 約4 分で読めます。

ありきたりなエピソードと嘘っぽい女たちが出てくる、女性向けエロティック人間ドラマ。女性向け風俗に興味がある人はどうぞ。39点(100点満点)

映画「娼年」のあらすじ

4/6(金)公開 映画『娼年』予告篇

女なんてくだらない、と思っているリョウはある日、バイト先に来た客から女性向けの売春クラブ、クラブパッションで働かないかと誘われる。

いざ働き始めるとリョウは意外な才能を発揮し、女性客から人気を博す。リョウは女性客を通じて様々な人間模様を目撃し、女性に対する考え方を変えていく。

映画「娼年」の感想

裏切りの街」、「何者」、「ボーイズ・オン・ザ・ラン」、「愛の渦」で知られる三浦大輔監督による、女に体を売る男の物語。石田衣良の同名小説の映画化です。

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セックスシーン以外は特に見どころがなく、演技のレベルが低いせいかリアリティーが感じられず、AVに綺麗な映像を足してマジなストーリーを付け加えたみたいな代物になっていました。

特に女性キャストの演技が酷く、ほとんどの女性登場人物がなぜかマダム口調で喋ります。あともうちょっとで「~ざます」っていい出すんじゃないのかなってぐらいのマダム口調ですよ。あんな喋り方のおばちゃんそうそう日本にいないから。

松坂桃李のセックスシーンを見るための女性向けソフトポルノみたいなものだと思えばいいです。

裏切りの街」のようにセックスの音の再現とかはいいし、それなりにエロいシーンもあります。

ただ、セックスシーンありきで撮っているせいで必要以上の時間を絡みのシーンに使っている分、肝心なストーリーが手抜きになっていましたね。

絡みのシーンがやたらと暗いんですよ。多分、きわどい箇所を映さないためにあえてそうしてるんだろうけど、何分も連続で暗いシーンばかり見せられても、目悪くなるから。

なぜか客はみんな綺麗めのおば様たちばかりで、一応言い訳のように70歳のおばあちゃんを途中で投入してバランスを保とうとしていたのには笑っちゃいました。もちろん一度崩れたバランスは二度と取り戻すことはなかったけど。

おばちゃんを出すならもっとどぎついおばちゃんにしないと。あんなに上品で美人な人たちばかりが客として来るわけないじゃん。

主人公のリョウの人生にフォーカスしているというよりは、リョウが相手をした客のフェチにフォーカスしていていましたよね。

ある客は放尿プレイを好み、またある客は旦那の前でレイプされる願望があり、また別の客は手を握って話を聞いているだけでイッちゃう、という具合になんの捻りもなく、物語はただの喜劇になりさがっていきます。

様々なお客さんのエピソードを集めたところでセックスの行きつくところってある程度パターンになっているじゃないですか。古今東西人間のやることなんてそんなに変わらないですよ。

だからお客さんあるあるをネタにしても面白くならないんですよ。想像の範疇を超えないし、あるいはすでに同じようなネタを題材にしたAVがあるからね。

女性専用の風俗って客に本番を求められたら男は応えないといけないのかなぁ? そしたらどうやって起たせるんだろう。

そういう裏側のことを教えてくれればいいのにリョウは絶倫ですからっていう前提でその辺の事情はスルーされてましたね。

この映画はもっとリョウの生きざまや精神状態に触れていくべきでしたね。同じ売春を題材にしたフランス映画「17歳」なんかまさにそうだし。

リョウの人物描写があまりにも適当で、友達との関係性も全然見えてこないし、家族のエピソードも弱いです。

その原因は、お客さんをはじめ、いちいち不必要なキャラに不必要な設定を付け加えているからごちゃごちゃになってるんですよ。

咲良が聾唖である必要なんてないし、御堂静香の娘である必要もないですよね。もし原作にそう書かれてるんだったらバッサリカットでしょ、そんなもん。

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