ボーダー(原題 Righteous Kill)


40点(100点満点)

ストーリー
ニューヨーク警察のベテラン刑事ターク(デニーロ)とルースター(アルパチーノ)はお互いを尊敬しているパートナー。二人が様々な事件を追っていると、法の落とし穴をかい潜り起訴されずに自由の身となった“凶悪犯”たちが次々と殺人の被害者となって発見される。いずれの事件現場にも手書きの詩が置いてあり、同一犯の可能性が高い。やがてシリアルキラーは警官ではないかとの疑いが持ち上がり、タークにまで捜査の手が伸びる。

 
文句
「ヒート」以来、実に13年ぶりにデニーロとアルパチーノの共演が実現! 「ヒート」のときは共演しながらも、一緒に登場するシーンはすべて別撮りだったという逸話まであったが、今回は間違いなく一緒に出ている。昔はライバル心むき出しだった二人が、仲良く共演していることから考えても、二人共若さがなくなったといわざるを得ない。最近、ロッキーだとか、インディー・ジョーンズだとか、昔のヒーローを再登場させるのが流行っているけど、どの映画も主役が無理していて悲しいだけ。どんなに演技が上手くても歳だけはどうしてもごまかせない。それはデニーロでもアルパチーノでも同じだった。

映画にも二人の「年齢」は如実に表れていて、特にアクションシーンは迫力に欠ける。デニーロが犯人を蹴っているシーンは女のキックみたいだった。警官みんなで筋トレをしているシーンがあるけど、そこでもデニーロは全然腹筋ができていなくて思わず笑ってしまった。もう65歳のおじいちゃんなのだからしょうがないのである。それならそうと、経験豊富で知識で勝負する刑事という設定にすればいいのに悲しいかなアメリカ人はそういう演出ができない。賢い人、頭のいい人を「かっこいい」と思える感性を持ち合わせていないのである。かっこいい=強い。強い=タフと決め付けているからおじいちゃん2人にタフガイを演じさせている。ああ、恥ずかしい。恥ずかしすぎる。

中年の美女にデニーロとセックスシーンをやらせていたけど、あれもイマイチでしたね。あの女はレイプ・プレイとか暴力的なのが好きみたいだったけど、その割には乱れ方が大したことなかった。アグレッシブなプレイが好きな女なら、獣のような声を上げるとか、ベッドの足を壊すとか、せめてそのぐらいしてもらわないと。

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