2017/11/02

コレラの時代の愛(原題 Love in the Time of Cholera)


コロンビアを舞台にしたハリウッド的演出に飲み込まれた駄作。33点(100点満点)

コレラの時代の愛のあらすじ

1897年のコロンビア。郵便局員のフロレンティーノはフェルミナに一目ぼれをするが、相手の父親の反対もあって引き離されてしまう。そうこうしている間にフェルミナは医者と結婚し、子どもを出産。悲しみに暮れるフロレンティーノだったが、いつか一緒になれると信じて何年でも彼女を待つことを心に誓う。

シネマトゥデイより

コレラの時代の愛の感想

またまた出ました、舞台はコロンビアなのに全セリフ英語というルール違反映画。出演者にスペイン語訛りの英語を喋らせるというお馴染みのわざとらしい演出のせいで映画が始まって1分で興醒めしました。

思春期から老年期までを同じ女優に演じさせるといった無理をしているのも痛い。実年齢はかなり若いのに、白髪のカツラをかぶらせて「おばあちゃん」とするのは安易過ぎやしないか。

とにかくキャスティングが最低です。主な出演者(以下の通り)を見ればラテン系だったら誰でもいいというのが如実に表れていますね。

ハビエル・バルデム(スペイン人)      フロレンティーノ役
ジョヴァンナ・メッツォジョルノ(イタリア人) フェルミナ役
ベンジャミン・ブラット(ペルー系アメリカ人) 医者役
フェルナンダ・モンテネグロ(ブラジル人)   フロレンティーノの母親役
ジョン・レグイザモ(コロンビア人) フェルミナの父親役

この映画のクライマックスは50年以上待ってやっと二人きりになれた老人同士のラブシーンです。けれど老人の“ぬいぐるみ”を着た若々しい二人がそれを演じているので全く面白くなかったです。あんな熟年が今さらいちゃいちゃするかどうかも謎ですし。

どうせだったら本物の老人にやらせたほうが絶対に綺麗に撮れたはずですね。若い二人が、顔にシワを書いて、体をメイクして、セックスするシーンっていわば幼児プレイ顔負けの老人プレイですね。

そう考えると、あれはあれで新しい発想かなとも思いますが。それにしてもあの人たちはプレイが終った後、カツラを外すんでしょうか、それだけが気になります。

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