2016/03/12

イースタン・プロミス(原題 Eastern Promises)


30点(100点満点)

ストーリー
ある日、病院で働く看護婦のアンナのもとに、妊娠中の少女が運ばれてくる。少女は子どもを出産すると、そのまま命を落としてしまう。親を失った赤ん坊のことが哀れに思ったアンナは、少女が残した日記を手がかりに身元を突き止めようとするが、その先には凶悪なロシアン・マフィアの影が潜んでいた。


文句
勇敢な人間が危険をかえりみず悪と対峙するというストーリーはいつ見てもワンパターン。なにより勇敢な人たちの持つ一方的な強い正義感が見ていてうっとおしい。なぜアンナがリスクを背負ってまでロシアン・マフィアにあれだけ楯突くのかまず理解できなかった。それにあれだけ女に舐められてもロシアン・マフィアがなにもせずに黙っているのだろうかと疑問に思った。それと看護婦が患者の私物を家に持って帰るってあれどういうこと? 本当なら赤ん坊の父親は誰だとか犯人探しする前に、アンナが懲戒免職を食らわないとおかしいはず。もし仕事も失って、それでも赤ん坊の身元を突き止めたいというなら、まだ許せるけど。

一番笑えたのは、最後にちゃっかりアンナが赤ん坊を養子にもらうところですね。なんだ、ただ子どもが欲しかったんかよ、って思いました。あれ? 家族の居場所を突き止めて子どもを返すんじゃなかったの? あれはもしやマフィアの運転手に、家族の故郷は子どもを育てるようなところじゃないと聞いて「あっ、そうなんだ、だったら私がもらっちゃおう」と決心したんだろうか。そうだとしたら、すごく自分の都合のいいように話を解釈する女ですね。だいたい家族の出身地が貧しいところだろうが、危険なところだろうが、他人のアナがどうこう思うことではないんじゃないか? 赤ん坊の将来のためにはよくないから自分が引き取るなどという考えは身勝手にもほどがある。アンナが働いている病院では、仕事場で生まれた赤ん坊は職員が優先的に養子にもらえる制度でもあるんでしょうかね。子どもを欲しがっている女性はあの病院で働くといいかもしれませんね。