2017/10/25

おなじ月の下で(原題 LA MISMA LUNA)

初めて見たのに、以前に見たことがあるような気にさせられるロードームービー。アイデア不足もはなはだしいです。28点(100点満点)

おなじ月の下でのあらすじ

LAに住むメキシコ人のロサリオは毎週日曜日になると、メキシコにいる息子カリートに電話をかけるのを習慣としている。二人はすでに4年間も離れ離れの生活をしており、言いようのない寂しさに包まれている。ある日、カリートの面倒を見ていた祖母が亡くなり、カリートは国境を越えて母親に会いに行くことを決意する。しかしLAまでの道のりは決して平坦ではなかった。

おなじ月の下での感想

ところどころ「セントラル・ステーションや、その他の映画と思い切りかぶっている作品です。

たまたま、ヒッチハイクで降りた町に、まだ見ぬ父親が住んでいたり、たまたま警察に追いかけられて逃げた先に、母親がいつも使う電話ボックスがあったり、偶然が重なりすぎてて興ざめします。

遠くにいても「おなじ月」を見ているというエピソードもありきたりで、恥ずかしくなってきますね。そういえば日本映画にもこれと似た題名の映画があったけど、あれも吐き気を催すほどひどい映画だった。

「おなじ月の下で」のキャッチコピーは「全米で興行収入10位にランクインした感動作」。おいおい、10位というのを売りにしていいのかよ。その時点でなんともレベルが低いのが分かります。

なにが一番嫌かというと、不法的に国境を越えてアメリカに行くという命がけの大変な出来事を、ピクニックのように描いているところですかね。

これを見て、アメリカなんて簡単に行けると勘違いするメキシコ人がたくさん出てきそうで怖いです。そのうちの何人かが砂漠で迷って死にそうだし。

突っ込みどころは満載でしたね。ロサリオはアメリカで不法滞在しているのに、なんでパコと結婚できるんでしょうか?

不法滞在者が結婚してグリーンカードもらえるなら、アメリカの不法滞在者はみんな合法になっちゃうじゃん。それと、自分の結婚式をドタキャンされておいて、怒らないパコはどこまでいい奴なんだ。あんなことされたら、「この女、不法滞在ですよ」って警察に突き出しても全然OKでしょ。

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