2016/03/12

クアトロ・ディアス(原題 O que é isso companheiro?)


38点(100点満点)

ストーリー
ブラジルが軍事政権下にあった1969年、反政府グループが米国大使を誘拐。グループは、刑務所に収監されている15人の仲間を釈放するよう要求、政府に4日間の猶予を与えた。果たして政府は要求を呑むのか、それともグループの居場所を突き止め、壊滅させるのか。


文句
ブラジル映画として初めてオスカーにノミネートした作品。この映画がたまたまノミネートしてしまったばかりに、それに続けとばかりに軍事政権もののブラジル映画が急増した。そういう意味ではこの映画が抱える責任は重く、またその割りには内容が伴っていない。最後まで普通に見れるけど、それほどの緊張感もないし、それほどの興奮もない。評価を得たのはストーリーが“事実”という、その一点に救われたからだろうと思う。
原作は事件の実行犯のひとりであるフェルナンド・ガベイラらしいけど、それだったらもういっそのこと彼を映画に出してしまえばよかったのに。そんでもって誘拐されたアメリカ大使も連れてきて「世界初出演者全員が事件の当事者の映画」にしてしまえばもっと面白くなっていたでしょう。