ディファイアンス(原題Defiance)


39点(100点満点)

ストーリー
ナチス・ドイツの攻撃を受けたユダヤ人のトゥヴィアは迫害から逃れるため兄弟のズシュ、アザエルらと共に森の奥へと入っていく。やがてそこには至るところから大勢のユダヤ人が集ってくる。十分な食料もなく、極限の寒さの中にいながらもトゥヴィアは人間らしく生きることの大切さを仲間たちに説く。

文句
アメリカ人が喜びそうなヒーローもの。とにかくトゥヴィアが勇敢にカッコよく描かれすぎていて現実感があまりない。主役がダニエル・クレイグだからか、スパイアイテムが突然飛び出しそうで、ハラハラ見てしまった。

はっきり言うと、もういい加減ナチス映画は飽き飽きしたというのもありますね。こういう映画はアメリカの政治的宣伝として使われているような印象をどうしても受けるんです。アメリカの芸能界や経済界を牛耳っているユダヤ人が、「もっとユダヤ人をカッコよく見せる映画を作ろうではないか。シンドラーのリストは最高だったよ。じゃあ次はこれだね。ははははは」などと話し合っている姿が目に浮かんでくるようです。ユダヤ人迫害は歴史的事実だし、映画にするのはもっともなことだと思いますが、だったら広島とか長崎の原爆映画を撮れと言いたい。ハリウッドはパールハーバとか9・11とか被害者映画はわんさか作るくせに、自分たちが加害者となった映画は絶対に撮らないのがずるい。

一番この映画で笑えたのは、主人公のトゥヴィアが村のみんなに食料が足りないから、「妊娠するのは絶対に禁止だぞ!!」とかなんとか言っておきながら、自分は村一番の美人とセックスしちゃってるところですね。あの場合、村のみんながトゥヴィアに詰め寄って「お前だって子ども作ってるじゃねえか、それも一番いい女とやりやがって」と突っ込まないといけないのに、それがなかった。どこのリーダーが好き勝手なことをしても、まわりからは必ず黙認されるという事実がむかつきます。

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