グラン・トリノ(原題 Gran Torino)


13点(100点満点)

ストーリー
妻を亡くしたウォルトは息子たちとも仲が悪く、一人退屈な毎日を送っていた。怒りっぽく、偏屈な彼は友達もほとんどおらず、近所との付き合いもない。隣人はアジア系少数民族の移民家族で、ときおりギャングが彼らに嫌がらせをしにくる。そんな光景を黙って見ていられなくなったウォルトは銃を抜いてギャングを追っ払ってしまう。このことがきっかけでウォルトと家族の心温まる交流が始まる。

文句
クリント・イーストウッド監督による超B級映画。白人の老人とアジア系青年の交流を描いたストーリーはベストキッドの逆バージョンといった感じで、老人がアドバイスを送り、青年が何かを学んでいくというありきたりな展開がさむい。悪役と善人役がはっきりしすぎている。テーマのひとつがこれまた人種差別なのだが、差別の描き方がステレオタイプで漫画的。なによりイーストウッド扮するウォルトがとにかくカッコいい男で、老人なのにケンカが強く、度胸があって、なぜか若い女にもモテるという設定が一番恥ずかしい。

この映画の主役は完全にクリント・イーストウッドが持つ自分に対するイメージですね。強くてタフで他の人種にも優しい老人。馬鹿丸出しもいいところです。きっと彼にはアジア系の親友もいないのでしょう。アメリカ映画が見せるアジア系家族は必ず伝統を重んじる閉鎖的な集団とされているのはなぜなんでしょうか? 若くしてスターになり、ずっと特権階級の中で生きてきたイーストウッドに所詮人種差別など描けるわけがないのです。 

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コメント

  1. ひかる より:

    きみ,映画観るのやめたら?
    センスないよ。

  2. 映画好き より:

    点数別の批評をさらっと見たが
    点数の基準がよくわからないと思う。
    そりゃ、映画好きな人を狙ったドマイナーな映画は深い作品が
    多いだろうが、万人をターゲットにした大予算の映画だという前提で
    内容を評価するのが当然ではないか。

    ありきたりな展開に飽きてるとか、そんなのイーストウッドが持つ
    自分のイメージとかの下りって、批評でもなんでもないし
    わざわざインターネットに載せることではない。
    それこそ、わかったふりした人がいいそうな
    そんなありきたりなステレオタイプの文句はいらない。
    その辺の部分はわざわざ掲載する必要ないでしょ?

    例え、くだらない内容の批評でも誰かが見る以上、
    影響力あるんだから映画好きならわざわざ労力かけて
    作品を見る気も失せるような過度の酷評を公開する行為はどうかと思う。
    これ見て、観ようとした人が観るのやめたらそれこそ残念だわ。
    食わず嫌いが一番いけないってわかるでしょ。

    あなたのは批評のようなものであって、批評ではない。
    何の参考にもならない自己主張を拡散しているにすぎない。
    これだけたくさんの映画を見て
    尊敬に値するくらい労力をかけた立派なHPを運営しているだけに残念だ。

  3. 匿名 より:

    たとえ他人から見たら偏見でも自分の意見をはっきり言うのはいいことです。巷間圧倒的に評判の高い『グラン・トリノ』にこの点数を付ける、堂々たるものです。私はこの記事の存在は支持します。これが良くない意見だと感じたのなら、掲載するなと言うのではなく、それに対する自分の意見を表明すればいいのです。
    ところでイーストウッドの今の妻は日本人の血を引いていて、監督は渡辺謙とも親友だそうですよ。黒澤を神と崇めてもいるし。どうもこのブログ主さんは、映画に人種差別ネタが出てくると頭に血が上るんですね。この人の思っている被差別集団こそ頭の中で勝手に作りあげたステレオタイプではと思わされる頑迷さがあります。説明不足です。まあそんなの放棄しちゃって勝手にやってるんだと言われればそれまでですが。
    イーストウッドが主役の変化・成長を巧妙に描いたのもまるごと忘れちゃってるし、ラストシーンのかっこよさ(荒野の用心棒へのクリエイティヴなセルフオマージュ)もぴんと来てない。
    だから私はこの記事の内容には同意しかねますね。

    • 映画男 映画男 より:

      匿名さん
      コメントありがとうございます。そういえば、ご指摘の通り、人種差別を取り上げた映画に対して、よく文句をいっていることに匿名さんのコメントで気付かされました。人種差別を映画で描くこと自体が難しいのかもしれませんが、リアルに表現できている映画があまりにも少ないからついつい文句が出てしまいますね。

  4. とも より:

    はじめまして。
    人種差別だ!という観念が支配して、この映画は何を伝えたいのか?という見方ができず、こき下ろすだけなら某掲示板の書き込み並みですね。
    ラスト、主人公が最も愛した車グラントリノはどうなりました?
    今のアメリカは白人がマイノリティになりつつあります。それを受け入れられずにいた、典型的な白人の老人が最後にアジア系の青年へ託したもの。それでも尚、人種差別云々と言えるでしょうか。

    家族との交流も拒む頑固爺は、アウトローの名残りみたいなキャラだと思えましたよ?だからこそ、クリント・イーストウッドがそれまで演じてきたキャラクターへのオマージュに繋がっている気がしました。
    彼はどんな役を演じても”クリント・イーストウッド”から離れられないことを自身で知っていますよ。
    ドン・シーゲル監督作「アルカトラズからの脱出」でも、イーストウッドのキャラを劇中説明してませんね。鑑賞者はわかってるからです。
    この意味わかります?

    私も映画の感想をネット上で公開してます。
    自分なりの感想を書く難しさは理解できますが、冒頭でいきなり”クリント・イーストウッド監督による超B級映画”と結論を書いている以上、なぜそう思ったのかを理路整然と説明する必要があります。
    あなたのは感情任せで書いてるに過ぎません。それで他者に伝わると思いますか?

    正直に感じたことを書くことは必要です。
    でも、読み手がいることを考えながら書くことはもっと必要です。単に「つまらん」「くだらない」を書き連ねるだけなら、某掲示板で充分です。
    ブラジルにお住まいということですし、日本だけで暮らしていてはわからない視点というものを含めて頂けたら、こちらも視野が広がる気がします。
    頑張ってください。

    • 映画男 映画男 より:

      ともさん
      コメントありがとうございます。確かに感情任せの文章ですが、そこを面白がってくれている人もいるので、その部分は変えるつもりはありません。ただおっしゃる通りもっと理路整然と説明する必要があるとは自分でも思っています。もっといい記事が書けるように頑張ります。

  5. 名無し より:

    たまたまここを見つけたのですが…

    単純に世界に対するリテラシーが、いわゆる一般的なラインを大きく下回っている。
    おそらくそういう需要を狙って書いているのだとは思いますが…

    もし本気で書いているのであればイーストウッドの人生、そしてベトナム戦争を踏まえての作品だということぐらいは理解出来るよう知能指数を上げるべきかと

  6. 映画好き より:

    感受性が欠如してますね。