2017/01/26

エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に(原題EVERYBODY WANTS SOME!!)

エブリバディ・ウォンツ・サム

新入生が大学に入学して、授業が始まるまでの数日間をつづった作品。お酒やパーティーやセックスのことしか頭にない若者たちの刹那的な日々に恋愛テイストをミックスさせている青春映画です。50点(100点満点)

あらすじ

1980年夏、ジェイク(ブレイク・ジェナー)は、野球の推薦入学生として大学に通うことになる。本格的に授業がスタートする前の数日間、彼は新しく知り合ったチームメイトたちと共にどんちゃん騒ぎを始める。話題は野球や女子たちのこと、好みの曲や下品なジョークまでといろいろで……。

シネマトゥデイより


読者のレトリバーさんのリクエストです。ありがとうございます。

文句

6才のボクが、大人になるまで」のリチャード・リンクレイター監督の最新作で、野球推薦で大学に入学した青年がチームメイトたちと夜な夜なパーティーに明け暮れる日々を描いた学園コメディーです。

野球のシーンはほんのわずかで、ほとんどがパーティーのシーンで構成されています。80年代のファッション、音楽、雰囲気を気だるいリズムに乗せてコミカルに描いていて、アメリカ人大学生のキャーキャーうるさいノリに付き合える人はそれなりに楽しめるでしょう。

会話が特に面白いわけでもなければ、びっくりするような展開があるわけでもないです。音楽が格好いいこともなく、ファッションがお洒落でもないです。

どちらかというと信じられないようなダサい格好をし、粋がった若者たちが精一杯自分を大きく見せながら女の子を追いかけていくお話です。

それなのに登場人物たちに嫌味がなく、可愛げすらあるのが不思議でした。前半部分は退屈ですが、ひとりひとりのキャラクターがはっきりしてくると感情移入ができるようになり、またそれぞれ傲慢な態度を取ったり、見栄を張ったりするわりには案外内面はいい奴らばかりで、悪気がないところに好感が持てました。

毎晩パーティーを開き、お酒を飲んで友達と大騒ぎをする。考えていることは異性とセックスすることだけ。そんなふうにその日その日を思い切り楽しもうとする希望に満ちた大学生の純粋な姿に自分の学生時代と重ね合わせる人も少なくないはずです。特に心に残る映画ではありません。ただぼんやりと青春を感じさせる哀愁漂う作品ではありましたね。

文句を言うとすれば、キャストがどう見ても大学生には無理があるだろっていう老け顔の俳優たちが結構いることです。一般の学生ならまだしも、スポーツ特待生ならもっと若い俳優を起用しないとだめですね。こいつなんてどう見ても大学生じゃなくて、バツイチの子持ちじゃないですか。

エブリバディ・ウォンツ・サム

男性陣の服装もちょっとオーバーな気がしました。あれも含めて笑いなのか、それとも忠実に再現した結果があれなのかよく分かりませんでした。それにしても当時の男たちってあんなにピチピチの短パンを履いてたんですかね。こんな奴います?

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