ハイ・ライズは見ないほうがいいカオスな映画!ネタバレと感想

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生活に必要なものはなんでも揃ったビルに住む住人たちが摩擦と衝突を重ね秩序を失っていくSFドラマ。脚本がひどく会話がナンセンスで、まとまりがなく、とにかくつまらないです。12点(100点満点)

ハイ・ライズのあらすじ

著名な建築家ロイヤル(ジェレミー・アイアンズ)が設計を手掛けた高層マンション群、ハイ・ライズがロンドン近郊に完成。豪華な内装が施され、スーパー、プール、学校、レストラン、医療施設なども完備したそのマンションに、医師のラング(トム・ヒドルストン)が入居してくる。毎晩のように隣人たちの開くパーティーに参加するうちに、彼は低層階と高層階の住民の間で階級をめぐるあつれきが起きているのを知る。ある日、停電を機にハイ・ライズの内部はすさまじい混乱に見舞われ……。

シネマトゥディより

ハイ・ライズの感想

サイトシアーズ ~殺人者のための英国観光ガイド~」のベン・ウィートリー監督による狙いすぎたSFドラマです。

この監督はナンセンスで不可解なドラマを撮るのが好きなのか、とにかく登場人物たちの行動が意味不明でした。

不可解さと雰囲気と社会風刺を楽しむような映画で深読みが好きな人にはいいかもしれません。住人のつまらない話という点ではフランス映画の「デリカテッセン」彷彿させます。

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社会階級でフロアーが分けられたマンションは格差社会やコミュニティーの縮図を描いてるんでしょうが、肝心なストーリーが面白くないからだからどうしたの?って感じでした。

主人公の医師が引っ越したそのビルは、綺麗でハイテク設備が整っていて、大勢の住人が住み、彼らは毎晩のようにパーティーに明け暮れ、優雅さを感じさせます。

ところがあるときを境にビル内の秩序が崩れ、建物の中はゴミで溢れ、暴動や強奪が始まり、やがて崩壊していくといったストーリー展開になっています。

天国から地獄へ、秩序からカオスへと変わっていく肝心な原因がはっきりせず、その過程を上手く描ききれていないのがこの映画の最大の問題です。あるときから視聴者を完全に置き去りにする不親切さがあって、見ていて約束をすっぽかされたような気分になりました。

とりあえず見せ場を作るために暴力のシーンや乱交パーティーのシーンを入れたりして頑張っていますが、置いてけぼりにされた後にそんなシーンを持ってきても効果はまるでありません。俳優たちのパフォーマンスも印象に残る仕事をした人は一人もいなかったです。

会話もあってないようなもので、ほぼ登場人物同士でコミュニケーションが取れていないですよ。SFの世界があんなんだから、実社会でもコミュニケーションがろくに取れない奴らが増えるんですよ。しっかりやれ、しっかり。

コメント

  1. レトリバー より:

    高級マンションっていう設定で楽しそうと思ってました。
    12点ってのは残念ですが、みてみようと思います。
    名前の響きが似ている『エル・クラン』はおもしろそうです!