キック・アス(原題KICK-ASS)

KickAss2

スーパーヒーローに憧れる、ごく普通の高校生を主人公にしたコメディーアクション。同名コミックの実写版で、ちょっと笑える、学生の気晴らしにはいい作品。52点(100点満点)

あらすじ

コミックオタクでスーパーヒーローにあこがれる高校生デイヴ(アーロン・ジョンソン)は、ある日、インターネットで買ったスーツとマスクで、ヒーローとして街で活動を始める。何の能力も持たない彼はあっさり犯罪者にやられるも、捨て身の活動がネット上に動画で流され、“キック・アス”の名で一躍有名になってしまう。

シネマトゥディより


読者のケツからエスプレッソさんのリクエストです。ありがとうございます。

文句

普通の高校生がヒーローの真似事をしているうちに本当にヒーローに育っていく、いかにも欧米のコミックオタクが好きそうな内容です。アメリカとイギリスの合作のようですが、イギリス人まで最近「キングスマン」とかこんなヒーローものを作っているんですね。

特にストーリーもなく、くだらない部類に入るお馬鹿映画ですが、バットマンVSスーパーマンよりは数倍良かったです。それは描こうとしているテーマも、登場人物の考えや行動もシンプルにまとめてあるからでしょう。この手の映画にそもそも複雑な心理なんていらないのです。見ていて爽快感があれば合格でしょう。

デッドプール」とかもそうですが、最近のヒーローものの映画って結構暴力シーンがえぐかったり、言葉遣いが汚かったりするんですね。あれにはちょっとびっくりしました。子供が見そうな映画なのにナイフでぶっさし、火で焼き殺すシーンなんかを容赦なく映しているのにはある意味怖かったです。幼いヒット・ガールことミンディにまで「マザーファッカー」とか平気で言わせてたし、見ているこっちが心配になってきちゃいました。

主人公はいちおう高校生の男の子だけれど、完全にミンディ役を演じたクロエ・グレース・モレッツにもっていかれてましたね。あの存在感にはちょっとびびりました。ニコラス・ケイジがかすんで見えるほどの堂々の演技でした。

どこか「レオン」のときのナタリー・ポートマンを彷彿させますね。ただ、こういう女優に限って大人になったら案外なんの変哲もないごくごく普通の女優になったりします。ナタリー・ポートマンもそうですし。クロエのファンは、もしかしたらこの作品における彼女のパフォーマンスを超える演技は一生見られないかもしれませんよ。

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