2017/10/25

ガールフレンド・エクスペリエンス (原題 The Girlfriend Experience)

スティーブン・ソダーバーグ監督による売春をテーマにした、思わせぶりなドラマ。32点(100点満点)

ガールフレンド・エクスペリエンスのあらすじ

2008年大統領選真っ只中のNY。クリスティンはチェルシーという源氏名で高級娼婦として働いている。ただセックスを提供するだけでなく、ディナーに付き合い、知的な会話を織り交ぜてクライアントを楽しませ、恋人の類似体験をさせるのが仕事だ。クリスティンは高級マンションに住み、恋人のクリスとも真剣に付き合っている。仕事ではたくさんのクライエントに引っ張りだこの彼女だが、今の成功に決して満足せず、さらなるキャリアップを目指し、試行錯誤していく。

ガールフレンド・エクスペリエンスの感想

主演が人気AV女優のサーシャ・グレイということでアメリカではちょっとばかり話題になった作品です。

リアルライフでもセックス産業で活躍するサーシャ・グレイだけに高級娼婦役は「私に任せなさい」といわんばかりに堂々とこなしていました。

ドキュメンタリータッチで登場人物を追いかけていく手法は相変わらずで、リアリティーも十分。だけど面白いかどうかというと不思議とそれほど面白くなかったですね。

だいたいどの映画もそうなのですが、売春婦やセックスをテーマにした映画に限って、セックスシーンが大したことなかったりしますよね。

この映画もサーシャ・グレイがほとんど“本業”をしておらず、期待して見た人はがっかりさせられたと思います。

それと売春婦やセックスをテーマにした映画の中でも特に題名に「セックス」と付く映画に関しては8割方セックスシーンには期待できないと思ってもいいでしょう。

題名やテーマで視聴者を釣っておいて、後で裏切るなんてバッタクリバーの手口と一緒で、しかし「騙された奴がバカなんだ」というのが世の常だとすれば、これからの時代は映画の題名、テーマに誘惑されないように経験を積むべきだと思いますね。

映画館の窓口で題名を口にするのも恥ずかしいのに勇気を振り絞って見に行ったら、中身は酷かったなんてことになると、勇気代と恥ずかしさ代を加算して返金してもらいたいものですね。

だってそうでしょ、「コミュニストはSEXがお上手?」なんていう映画を見に行ったら、窓口のおばちゃんに「お兄さんも好きだねえ」という顔をされるんだから。

「The Girlfriend Experience」だって英語圏の国では「お前は映画を見てまでして恋人の類似体験をしたいのかよ、ケッ」という顔をされる被害者の男性がいるはずです。同情します。

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