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映画進撃の巨人実写版の誰も言わないネタばれと感想

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この記事は 約4 分で読めます。

shingeki

日本が世界に恥じるべきSFアクションコメディ。ストーリー、演技、アクション、映像のすべてが学芸会レベルのお粗末なクオリティーにしか達しておらず、とにかく違った意味で笑える映画。11点(100点満点)

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進撃の巨人 ATTACK ON TITANのあらすじ

100年以上前、人間を捕食する巨人が現れ、人類のほとんどが食べられてしまった。生き残った者たちは巨人の侵攻を阻止すべく巨大な壁を3重に作り上げ、壁の内側で暮らしていた。エレン(三浦春馬)やミカサ(水原希子)もそんな中の一人だった。そんなある日、100年壊されなかった壁が巨人によって破壊されてしまう。

シネマトゥディより

進撃の巨人 ATTACK ON TITANの感想

「構想3ヶ月、製作費15万円」というキャッチフレーズが似合いそうな安っぽい作品でCG、演技、演出のレベルの低さに、「よくがんばりましたね」と逆に褒め称えたくなる一本。

突っ込みどころが多くて、笑いにしかなっていませんでした。最初から最初までノンステップでボケっぱなしです。

序盤にいきなり巨人が登場して、地響きがするんですが、なんで岩山もないのに空から岩が降ってくるんでしょうか。もしかしてあれはコンクリートなんですか?

壁が崩れ落ちる程度なら、壁付近にしかコンクリートが落ちないはずなのに、巨人がオバースローで投げたとしか考えられないぐらい遠くまで岩の雨が人間たちの頭上に降り注ぎ、それも誰にも直撃しないという奇跡が起きます。

一番の見せどころである巨人の登場シーンが信じられないぐらい安っぽいCGでごまかしていて「正気かこの監督は」と思いました。

巨人たちはその都度フルCGになったり、人間に着ぐるみを着させただけの実写になったり、と映像の質がところどころ入れ替わります。

その温度差といったら「ロジャーラビット」並です。「ロジャーラビット」って1988年の映画なんですが、そのときのアメリカのCG技術とこの映画のCG技術が同レベルっていうのがすごいですね。

rogger

どうですか、この実写とアニメのあまりにも自然な融合。これと同じレベルなのが日本が世界に誇る「進撃の巨人」です。

すっ呆けた演技を披露してくれたのがこの二人もやばかったです。

エレン(三浦春馬)

eren

アルミン(本郷奏多)

armin

アメリカ人の演技でもお手本にしてるのかな、というぐらい日本人の表情やしゃべり方のそれではなく、大げさな顔のつくりと、ジェスチャーと、台詞の言い回しが、物語をぶち壊していました。

特にエレン(三浦春馬)の後ずさり方の演技は世界の演技指導のNG教科書に載せてやりたいぐらいわざとらしく、まるでコントでした。どうせならずっこけたりしても良かったと思います。アメリカ人が見たらきっとこう思うでしょう。

「いいな、日本ってあんな演技で映画にまで出られて、アメリカだったら大学の発表会でも落とされてるところなのに」。

どういう経緯でこの二人がキャスティングされたのかは知りません。事務所の力やスポンサー企業による政治的な圧力が働いたのかもしれません。

もし監督が自分で決めたのだとしたら、よっぽど見る目のない監督であることが分かります。日本の映画監督って映画製作においてほとんど権限を持っていないのかな、なんてことも考えます。ストーリーや脚本や設定など全部金持ち企業の幹部が決めてるんじゃないのかと思わせる映画が多いですね。

唯一褒める点は、上映時間が短くすぱっと終わってくれたことです。これが2時間以上続くようなら死者が出るでしょう。うけるのが8月1日にこの前編が公開されたばっかりなのに後編が9月にもう公開されるそうです。

完成してるんだったら、一本に編集しろよと思うんですが、2つに分けて売ればそれだけお金が入ってくるんだもん、しょうがないじゃんっていう声が聞こえてくるようです。これで後編は誰も見に行かないとかだったら面白いんですけどね。

昔この手の映画には必ず山本太郎が出演していたんですが、政治家になったからもう呼べないのかなぁ。できれば後編にちょっとでもいいからカメオ出演させてくれないかなあ。「巨人が原発を攻撃したらどうするつもりですか?」とか言ってね。

それだけで話題性も膨らんでチケットの売り上げは倍増するはずです。どうせ売れればいいと思って作ってるんでしょ? だったらもっとめちゃくちゃやれよって話なんですよ。

コメント

  1. sh より:

    こんにちは。話題作なので観に行こうかとどうか迷っていたのですが、こちらの批評を読んで、テレビ放映まで待とうかなと思い始めました。
    恐らく映像表現が目玉の作品なのに、その要であるCGが安っぽいとなると目も当てられませんよね。こんなに短い間隔で前編と後編を上映するなんて、長編をわざわざブツ切りにして販売する某出版社のようなあざとさも感じさせます。
    ところで、新作の批評もバリバリして下さって大変嬉しいです。
    また、参考にさせて頂きますね!
    ありがとうございました。

    • 映画男 より:

      shさん

      コメントありがとうございます。CGはウルトラマンだと思っていただければいいかと思います。映画館では見る必要はないですね。

  2. きも より:

    おまえつまんないンゴ

  3. t.kiku より:

    そうそう‼

    と、思わず口にしてしまうほど的を得た批評楽しんで読ませていただいています。

    映画を観る際の参考にとても良いのでこれからも続けて下さい。

    この映画サイテーって感じてるの俺だけか?
    という悩みが吹き飛びました。

  4. アオヤンマ より:

    頼まれても観ないっすよねえ〜。

  5. 映画好きです より:

    これは、ジャック豆の木?