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マジック・イン・ムーンライトはありきたり! ネタバレと感想

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magic

マジシャンと占い師が恋に落ちるユーモアと皮肉交じりの可愛い系恋愛ドラマ。特に大笑いできるわけでもなく、至って平凡な作品です。44点(100点満点)

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マジック・イン・ムーンライトのあらすじ

魔法や超能力など信じない皮肉屋のイギリス人マジシャン、スタンリー(コリン・ファース)は、ある大富豪をとりこにしているアメリカ人占い師の正体を暴いてほしいと頼まれる。

南フランスの富豪宅を訪ねるも占い師ソフィー(エマ・ストーン)が発揮する驚異的な透視能力にただただ驚かされ、それまでの人生観を覆される羽目に。その上、かれんな容姿で明るく活発な彼女に魅了されてしまい……。

シネマトゥディより

マジック・イン・ムーンライトの感想

女と男の観覧車」、「ローマでアモーレ」、「ミッドナイト・イン・パリ」、「ア・レイニー・デイ・イン・ニューヨークなどでお馴染みのウディ・アレン監督によるラブコメディ。ちょこっとだけ笑えて、あとは優雅でロマンチックなだけの女性向けの一本。

特にああだこうだいう映画ではなく、至って普通です。ウディ・アレンにしては笑いが少なかったというのが率直な感想ですね。

有名なマジシャンと怪しい霊媒師&占い師の恋愛を描いたもので、マジシャンが占い師の正体を暴くために時間を一緒に過ごしているうちに恋に落ちる、というおとぎ話です。

マジシャンスタンリーはコリン・ファース、占い師ソフィーはエマ・ストーンが演じていますが、二人ともどちらかというと嫌いな俳優たちです。

彼らが出演している映画はつまらないものが多く、特にコリン・ファースは「裏切りのサーカス」や「レイルウェイ 運命の旅路」などの駄作俳優の印象しかありません。

ストーリーは二転、三転しますが、最後はお約束どおりのハッピーエンドで終わっていきます。

ウディ・アレンはコテコテのハッピーエンドが好きなようなので、ウットリしたい人にはいいでしょう。

僕的にはスタンリーもソフィーもお互いがどこに惚れたのか理解できませんでした。スタンリーの皮肉も笑えたらまだしもあんまり笑えないし、ソフィーもソフィーで正体が分かったら、じゃあ一体何者なんだよお前は、ということになるし、二人ともろくなもんじゃないです。

それでもラストに小さなサプライズとキスシーンを持ってくればなんとか話がまとまったように見えるのがハッピーエンディングの持つ反則的な魔力ですね。

それにしてもたくさん映画を撮りすぎているからか、ウディ・アレンの作品は結構な割合で他の作品とかぶってるなあ、と思えるシーンや展開が続きますね。 いずれにしても彼の映画は彼本人が出演しないとあまり笑えないという共通点があるようです。

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