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ブラック・スワンはヘナチョコスリラー!感想とネタバレ

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ハリウッドを代表するへなちょこ心理スリラー。清純派女優ナタリー・ポートマンが清純派バレリーナ、下り坂女優ウィノナ・ライダーが引退前の下り坂バレリーナの役をやっている、そのまんまの映画。38点(100点満点)

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ブラック・スワンのあらすじ

ニューヨーク・シティ・バレエ団に所属するバレリーナ、ニナ(ナタリー・ポートマン)は、踊りは完ぺきで優等生のような女性。芸術監督のトーマス(ヴァンサン・カッセル)は、花形のベス(ウィノナ・ライダー)を降板させ、新しい振り付けで新シーズンの「白鳥の湖」公演を行うことを決定する。

そしてニナが次のプリマ・バレリーナに抜てきされるが、気品あふれる白鳥は心配ないものの、狡猾(こうかつ)で官能的な黒鳥を演じることに不安があり……。

(Yahoo映画より)

ブラック・スワンの感想

マザー!」、「ノア 約束の舟」、「レスラー」、「レクイエム・フォー・ドリーム」、「パイ(π)」などでお馴染みのダーレン・アロノフスキー監督によるサイコスリラー。

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バレエドキュメンタリー映画「Only When I Dance」を見てしまうと、この映画の踊りが子供だましに見え、「127時間」を見てしまうと、この映画の主人公の必死さがどうでもいいことのように思えてしまいます。

もちろんほかの映画と比べる必要はないんですけど、ついつい比べてしまうのは個性や独自性が見当たらなかったからかもしれません。

なんでしょうね。最後まではまあなんとか見れる映画で、いかにも女性受けしそうなのはわかります。

ただ、冷めた人が見たら笑っちゃうシーンが多々あるんじゃないでしょうか。なによりナタリー・ポートマンが痛いですねえ。彼女の映画会社との契約書にはきっとこんなことが書いてあると想像できます。

  • キスは5回まで。舌を入れるならプラス3千万円
  • ベッドシーンやきわどいシーンの際には、かならず途中でハプニングが起こり、中断するようなストーリーにすること
  • 私の体型についてスタッフは決して口外しないこと
  • 私を清純派女優としてスタッフ全員がリスペクトすること

こんなのが40項目ぐらい続くんじゃないでしょうか。それぐらい制約の中で演技しているのというのが映画にモロに表れているから危なさも、怖さも、色気もないんですよ。

次はどんなものを出してくるんだという期待が全く持てない。ばりばり第一線でやっているプロの女優なのにプロだなあと思わせるなにかに欠けます。

この映画のナタリー・ポートマンのダブルとして出演したバレリーナが、大事なダンスシーンはほとんど自分が踊って、ナタリー・ポートマンは大して踊ってない、と発言して物議をかもしましたよね。

それなのに自分の名前はエキストラ扱いだったといって怒ってましたが、その気持ちも分からないでもないです。

要するにバレエを舐めんなよって話なわけで、1年間集中でレッスンをしたのかなんだか知らないけど、よくもまあそのレベルでやったなあ、ということなんですよ。

もちろんプロレベルの踊りを女優に求めるのは酷かもしれません。でもだったら踊り以外の場面ではプロ根性見せてるんですかって言いたくなるわけで、全部が中途半端だからこうして内部から文句が出てくるんだと思います。

コメント

  1. mamarin42 より:

    色々な風俗穣がいるんですね。勉強になりました。(笑)
    ナタリー・ポートマンはRUXのCMでお馴染みですね。
    私は彼女よりニッコール・キッドマンが何故受けるか?全然解りません。ムーランルージュも歌が下手だし演戯も最悪。アザーズはヒステリー女みたいだし。
    顔は美人ですが。数作観ましたがもう二度と観たくない女優です。
    『彼女を見れば解ること』を観ました。
    不思議な映画でしたね。でも嫌いじゃないです。女優人が一流な方が多く出演料と映画の人気度を心配しました。(笑)儲からない映画じゃないかな?
    相変わらずツタヤに出かけて『ローズマリー&タイム』を借りて今回は娘が好きそうなお馬鹿映画『キューティー・ブロンド3』を観ました。くだらないけど笑えました。

  2. eigaotoko より:

    mamarin42 
    コメントありがとうございます。「彼女を見ればわかること」はなんでもアメリカでは映画館では放映されず、ビデオ販売&レンタルだけだったそうです。だから本当に採算は取れてないと思います。