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映画コレクターはオチが残念!感想とネタバレ

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1-The-Factory

実在の猟奇殺人鬼ゲイリー・ハイドニック事件を題材にしたサイコ・スリラー。オチといい、筋書きといい、もうちょっと頑張れた不発映画。41点(100点満点)

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映画コレクターのあらすじ

連続娼婦(しょうふ)失踪事件を3年も追っている刑事マイク(ジョン・キューザック)と相棒ケイシー(ジェニファー・カーペンター)は、新たな被害者の詳細を知って凍りつく。それはマイクの17歳になる娘アビー(メイ・ホイットマン)で、誘拐犯罪は48時間以内に解決しないと生存率が下がるため、彼は執念で犯人を追跡。一方、地下室に監禁されたアビーは犯人の異常な目的を知り……。

シネマトゥディより

映画コレクターの感想

ゲイリー・ハイドニック事件については全く知らなかったんですが、ウィキペディアの記事を読むほうがこの映画を観るより、よっぽどゾッとします。

この映画が映像や音楽などの様々な演出を駆使しても、事件を大雑把におさらいした記事にすら勝てなかったということです。

タイミング的には米女性3人監禁事件がこの前発覚したばかりで、この時期に封切するには最高でしょう。しかしそういった追い風があってもたいしてヒットしないだろうと僕は予想します。

この映画は最初から犯人が誰だが明らかになっている状態でストーリーが進みます。それを必死にアホな刑事が追っていくという構成になっていて、視聴者と刑事に大きな温度差が生まれます。すでに犯人は分かっているので視聴者が考える必要がなく、あれこれ考えてもなかなか犯人を突き止められない刑事が間抜けに見えてきます。

そして極めつけはオチです。あのオチのせいでこの映画が実際の事件をモチーフにしたリアリティー路線から一気に「ちゃんちゃらおかしいフィクション丸出し」路線に脱線するのです。

どうせ脱線するなら最初から脱線しておけば、そういうものだという姿勢で構えられるのですが、最後に脱線すると、今までのはなんだったんだよ、となるのです。

それにしても刑事マイクの相棒ケイシーを演じたジェニファー・カーペンターがアメリカ・サッカー女子代表GKのホープ・ソロにしか見えませんでした。

ケイシーはサンクスギブンで家族が集まっているマイクの家に上がりこんじゃうほど、無神経な女でいくら相棒だからって関係を疑われるようなことを平気でするデリカシーのなさがいけません。顔はホープ・ソロなのに防御はゆるゆるでしたね。

hope
左がホープ・ソロで右がジェニファー・カーペンター。

コメント

  1. おさむ より:

    おまえ ただ映画にケチだけつける最低な奴だな。
    おまえみたいな自称映画通が、くそたれながしの文章
    をブログで発信してることにヘドがでるよ。

  2. ももえり より:

    私はかなりに面白かったです
    アビーは最初こそ若い子にありがちなリア充に感じたけど
    あれは彼の子を妊娠していたから不安で会いたがっていたのですね~
    中盤からは流石刑事の娘さん
    拉致されてからは賢く振る舞い、勇気もあって好感が持てました
    アビーの機転で不妊ぎみの女性は死なずに済んだし、スゴイ子だ
    不良娘に見えても賢いので事件の真相にまで迫れそうです

    • 映画男 より:

      ももえりさん

      コメントありがとうございます。アビーの危なっかしさが物語の中心になっていましたね。あの展開はハリウッドのスリラーの典型的な流れなので、僕的にはもうちょっとひねりが欲しかったです。

  3. 会社員 より:

    「ケイシーはサンクスギブンで家族が集まっているマイクの家に上がりこんじゃうほど、無神経な女で〜」とか言ってるけど、ケイシーは家に帰るって言ってるのにマイクが無理矢理家の中に入れてただろうが。家の中でも居心地悪そうにしていて、マイクの奥さんが見かねて帰してただろ。お前映画ちゃんと観てるのか?ブログの本数を伸ばす為に流し見で適当に観てるのか?