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映画シークレット・アイズは駄目リメイク!ネタバレと感想

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アルゼンチン映画「瞳の奥の秘密」のハリウッドリメイクで、オリジナルをちょっとうるさく、ドラマチックにしただけの映画。39点(100点満点)

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シークレット・アイズのあらすじ

2002年のロサンゼルス。FBI捜査官レイ(キウェテル・イジョフォー)は、ある殺人現場へと急行する。そこで彼は、被害者がテロ対策合同捜査班での相棒で良き友人のジェス(ジュリア・ロバーツ)のまな娘であることを知ってがく然とする。エリート検事補のクレア(ニコール・キッドマン)と捜査にあたるレイは、容疑者の特定に成功。しかし、FBIの内部事情が絡んだことから真相は葬り去られて未解決に終わってしまう。そして13年後……。

シネマトゥディより

シークレット・アイズの感想

ニュースの天才」のビリー・レイ監督のサスペンススリラー。FBI捜査官の娘の殺害事件の犯人を追ったスリラーです。

ニコール・キッドマンとジュリア・ロバーツが珍しく共演していて、どっちがいわゆる美人役になるのかと思ったらニコール・キッドマンがその座を奪っていました。対するジュリア・ロバーツは疲れ切った中年女性といった感じでしたね。

ああいう役どころからも二人のハリウッドにおける力関係が見えてくるようでした。ニコール・キッドマンはまだまだ美人、セクシー路線でいけるけど、ジュリア・ロバーツはもう無理ってことなのかもしれないですね。

さて、物語はオリジナルの「瞳の奥の秘密」のストーリーをアメリカ風+現代風にしただけで、大幅なチェンジはありませんでした。FBI捜査官の娘が殺害され、それを必死で追う3人の男女の関係性と末路を描いた話です。

色々と辻褄が合わない部分があって、例えばFBI捜査官レイ(キウェテル・イジョフォー)がなぜあれほどあの事件にこだわっているのかが理解できませんでしたね。

ジェス(ジュリア・ロバーツ)が良き相棒だからというのはあっても、彼が十何年もあの事件を引きずっていることを納得させるだけの理由がなかったです。

レイがこだわっていたのは事件よりも、むしろクレア(ニコール・キッドマン)に対してで、一度でいいから彼女とやりたくてしょうがないということだけは伝わってきます。チャンスがあったのにやらなかった自分を悔やんでも悔やみきれないのが男だからです。

それならそうとレイとクレアの関係を追及していくようなストーリーにしてもよかったんですが、ちょっとイチャイチャして、手をつないだくらいで恋愛要素が中途半端でしたね。旦那がいる家にクレアがレイを連れていくとかありえないでしょって思いましたし。

なによりレイは容疑者に暴行を加えたり、犯人を検挙するためなら手段を選ばない男でしたが、手段を選ばないわりには結局事件の真相に少しも近づけないというダメ捜査官ぶりを発揮していましたね。情熱がありすぎて常に暑苦しいし、あの男のキャラクターや行動がこの映画をつまらなくさせているのは間違いないです。

ハリウッドのダメリメイクはオリジナルに比べてなんでもかんでも大げさにする傾向にあるので、静かな恐怖とか、登場人物の心理を上手く表現できないんですよね。肝心なオチがオリジナルと同じなので答えを知っている人からすれば特に見る必要はないかなという気がします。

見所といえばニコール・キッドマンがちょっと色っぽい、ぐらいなもんです。あざとくニコール・キッドマンのシャツのボタンを取り、胸元を見せたりしてました。あのシーンのためだけにこの映画があるといっても過言ではないでしょう。

コメント

  1. 田岡 より:

    貴方が精神年齢がお若く特に下のことを意識されてる方だということだけは伝わってきます

  2. スナフキン より:

    レイがあの事件にこだわったのは、事件当日ジェスのためのサプライズケーキをキャロリンと買いに行く約束を果たせず、1人にさせたこと、その犯人が自分の所属する部署の重要人物で手が出せなかったことの後悔からでしょう。

    恋愛要素にしても、映画の本筋からすれば邪魔であるし、彼らは既に若くなく、舞い上がるような恋愛は似合わないですから、あの程度の描写は逆に好印象でしたよ

  3. ずねき より:

    なにも観てない、いえ観えてないのですね
    レイがこだわる根本的な理由すら理解できないとは下が気になりすぎましたか?